暑かった夏が少しずつ落ち着き、夜に過ごしやすい日が増えてきました。
夏は外で遊んだり、友人と出かけたりする機会が多かった人も、秋になると家でゆっくり過ごす時間が増えてくるのではないでしょうか。
そんな「秋の夜長」に楽しみたいのが、クラフトビールです。
映画を観たり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり。いつものおうち時間にビールを一杯加えるだけで、少しだけ特別な夜をつくることができます。
しかもクラフトビールなら、種類によって香りや味わいが大きく異なるため、その日の気分に合わせて選ぶ楽しさもあります。
今回は、秋の夜をゆっくり楽しみながら、クラフトビールの魅力を知ることができる「おうち時間」の過ごし方をご紹介します。
秋の夜は、クラフトビールをゆっくり楽しむチャンス
夏のビールといえば、キンキンに冷えた一杯をゴクゴク飲むイメージがあります。もちろん、それもビールの大きな魅力です。
一方で、秋は少し落ち着いてビールを味わうのにもぴったりな季節。暑さが和らいだ夜なら、冷たさや爽快感だけではなく、ビールの香りや苦味、麦芽のコクなどにも注目してみましょう。
クラフトビールは、同じ「ビール」というジャンルでも、使われる麦芽やホップ、製法などによって味わいが変わります。「ビールはどれを飲んでも同じ」と思っている人ほど、いろいろな種類を試してみると、その違いに驚くかもしれません。
映画やドラマのお供に
秋の夜長にぴったりなのが、映画やドラマをゆっくり楽しむ時間。
休日の夜にお気に入りの作品を観ながら、クラフトビールを一杯用意してみるのもおすすめです。
ここでポイントになるのが、作品を見る前にビールの香りを少し楽しんでみること。
グラスに注いで、まずは香りを感じてみましょう。
柑橘系のような爽やかな香りがするものもあれば、トロピカルフルーツのような香り、パンやビスケットを思わせる香ばしい香りを感じるものもあります。
「何の香りか分からないけど、なんかいい香り」
最初はそれくらいで十分です。映画を楽しみながら、気になったタイミングで一口ずつ味わってみる。そんな飲み方なら、クラフトビール初心者でも気軽に始められます。
音楽と一緒に、ビールの「香り」を楽しむ
クラフトビールを楽しむなら、音楽との組み合わせもおすすめです。
お気に入りのプレイリストを流して、照明を少し落とす。
そしてグラスにビールを注ぐ。
これだけでも、いつもの部屋が少し違った雰囲気になります。
特にクラフトビールは「香り」に個性があるものが多いため、音楽を聴きながらゆっくり味わうと、香りにも意識を向けやすくなります。
一口飲んで終わりではなく、
「最初はこんな味だったけど、後から少し苦味が出てきた」
「飲んだ後に香りが残る」
など、小さな変化を探してみるのも面白いでしょう。
難しい専門知識は必要ありません。
自分がどう感じたか、それだけで十分に楽しめます。
秋は「少し濃いめ」のビールにも挑戦してみよう
クラフトビールには、軽く爽やかなタイプだけでなく、コクや香ばしさを楽しむタイプもあります。
秋のおうち時間では、普段あまり選ばないビールに挑戦してみるのもおすすめです。
例えば、ブラウンエールなら麦芽の香ばしさやコクを楽しめます。ポーターやスタウトなら、ローストした麦芽による香ばしい風味が特徴的です。
一方で、秋だから必ず濃いビールを選ばなければいけないわけではありません。
すっきりしたビールが好きなら、ペールエールやセッション系などを選んでもOK。大切なのは「秋だからこれ」という正解ではなく、その日の気分で選ぶことです。
ビール初心者は「苦味」だけで判断しないのがポイント
「ビールは苦いから苦手」という人も少なくありません。
しかし、クラフトビールにはさまざまな味わいがあります。
ホップの香りが華やかなもの、苦味が控えめなもの、麦芽の甘みや香ばしさを感じるものなど、その個性はさまざまです。
また、同じスタイルのビールでも、つくり手によって味わいが変わります。
そのため、一度飲んで「ビールは苦手」と決めつけるのではなく、違うタイプのクラフトビールを試してみるのもおすすめです。
「ビールは苦手だと思っていたけど、これは好き」
そんな一杯に出会えるかもしれません。
おつまみを用意すれば、さらに楽しめる
おうち時間でクラフトビールを楽しむなら、簡単なおつまみを用意するのもおすすめです。
ナッツやチーズ、ポテトチップスなど、普段から食べているものでも十分。
もう少し秋らしく楽しむなら、きのこ料理や焼きいも、チーズを使った料理などを合わせてみるのもいいでしょう。
料理とビールを交互に口にすると、単独で飲んだときとは違った味わいを感じることがあります。
「このビールには何が合うんだろう?」
と考えながら試してみるのも、クラフトビールの楽しみのひとつです。
秋の夜長は「自分の好きな一杯」を探してみよう
クラフトビールは、難しい知識がなくても楽しめます。
映画を観ながら飲む。
ゲームの休憩中に一口飲む。
好きな音楽を聴きながら香りを楽しむ。
おつまみとの組み合わせを試してみる。
楽しみ方は人それぞれです。
そして、いろいろなビールを飲んでいるうちに、「自分は苦味のあるビールが好き」「フルーティーな香りが好き」「香ばしいビールが好き」など、自分の好みも少しずつ分かってきます。
最初から詳しくなる必要はありません。
「なんとなく気になったから飲んでみる」。
そのくらいの気軽さで始めてみるのが、クラフトビールを楽しむ一番の近道かもしれません。
今年の秋は、いつもの夜にクラフトビールを
夏のように暑さを吹き飛ばす一杯も楽しいですが、涼しくなった秋には、ゆっくり味わうビールもまた格別です。
お気に入りの映画、ゲーム、音楽、料理。
そこにクラフトビールを一杯加えるだけで、いつものおうち時間が少し特別なものになるかもしれません。
「クラフトビールってちょっと難しそう」と感じていた人も、まずは気になった一本を選んでみてください。
秋の夜長、自分の好きなことを楽しみながら、ゆっくり味わう一杯。
そこから、新しいビールの楽しみ方が始まるかもしれません。








